058855 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

転勤妻の日常*transfer life*

nana出産記■決断■

日付も変わり時計を見て
「あぁ10/1生まれじゃなくなったのねぇ」と半分血の通ってないような
ぼーっとした頭で思う。
その直後 遂に嘔吐。
お尻には何かつかえてるし 腰は砕けそうなのに一向に進まないお産。
「うーん8センチだけど8センチだけど」って助産士サン。
昨日から百回は聞いとるわっっ(怒)っとココロで悪態をつく。

もぅ死にそうで病院中に聞こえそうな声で
「ギャーギャー」騒ぐ私。

0:30頃先生が来て
「(帝王切開で)出すか?」と言ってくれた。
この時は本気で 神の声に聞こえた。

だってもう一分一秒たりとも我慢できない。
陣痛から24時間経過⇒限界。

根性なしの私のココロは『お願いでごじゃるぅぅぅぅ』だったが
普通に経膣分娩すべきと言う概念?にまだとらわれていた為
即答は避けていた。

しかし先生と助産士さんの会話は
「破水して30時間経過してるし・・・・」
「朝まで頑張れば産まれるだろうケド・・・・」etc・・・

そして
「赤ちゃん元気だけどねぇ(-_-;ウーン下からにこだわる?」と先生。

きたきたきたきたツイにきたぁ
「切ってください。お願いします。」

緊急帝王切開決定。
直後何故か「ごめんね」とpapiに謝る。

手術の準備。(もともと手術室にいるので移動なし)
促進剤投与は止めたものの恐ろしい痛さの陣痛は続く。
狭い手術台の上 
毛をそられ
導尿管を入れられ
下半身に効く麻酔を受ける(また注射っ!)

余談・・・この時点では帝王切開の知識は殆どゼロ。
だからあっさりと決断した。(この話は番外編で)

いよいよ手術
麻酔の効き具合を確かめてくれるがイマイチ効いてない。
先生に「酒強い?もしかして凄く強い?」と笑いながら聞かれる。
ちいさく(。--)ノ ハーイと答える。

人生初の手術。
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-ー切られてる感覚があるぅ・・・っと
怖がりな私は意識朦朧。

それから遠くで聞こえた声
「ありゃー完全に上向いてる(回旋異常)こりゃ無理だったねぇ」

そして
「う゛わぁぁぁぁぁぁん」
と泣き声
「産まれましたよぉ。おめでとうございます。女の子だよぉ。」


2003/10/2 1:20am  3340グラム 49.9センチ
nana誕生



次のページ


© Rakuten Group, Inc.