nana出産記■決断■日付も変わり時計を見て「あぁ10/1生まれじゃなくなったのねぇ」と半分血の通ってないような ぼーっとした頭で思う。 その直後 遂に嘔吐。 お尻には何かつかえてるし 腰は砕けそうなのに一向に進まないお産。 「うーん8センチだけど8センチだけど」って助産士サン。 昨日から百回は聞いとるわっっ(怒)っとココロで悪態をつく。 もぅ死にそうで病院中に聞こえそうな声で 「ギャーギャー」騒ぐ私。 0:30頃先生が来て 「(帝王切開で)出すか?」と言ってくれた。 この時は本気で 神の声に聞こえた。 だってもう一分一秒たりとも我慢できない。 陣痛から24時間経過⇒限界。 根性なしの私のココロは『お願いでごじゃるぅぅぅぅ』だったが 普通に経膣分娩すべきと言う概念?にまだとらわれていた為 即答は避けていた。 しかし先生と助産士さんの会話は 「破水して30時間経過してるし・・・・」 「朝まで頑張れば産まれるだろうケド・・・・」etc・・・ そして 「赤ちゃん元気だけどねぇ(-_-;ウーン下からにこだわる?」と先生。 きたきたきたきたツイにきたぁ 「切ってください。お願いします。」 緊急帝王切開決定。 直後何故か「ごめんね」とpapiに謝る。 手術の準備。(もともと手術室にいるので移動なし) 促進剤投与は止めたものの恐ろしい痛さの陣痛は続く。 狭い手術台の上 毛をそられ 導尿管を入れられ 下半身に効く麻酔を受ける(また注射っ!) 余談・・・この時点では帝王切開の知識は殆どゼロ。 だからあっさりと決断した。(この話は番外編で) いよいよ手術 麻酔の効き具合を確かめてくれるがイマイチ効いてない。 先生に「酒強い?もしかして凄く強い?」と笑いながら聞かれる。 ちいさく(。--)ノ ハーイと答える。 人生初の手術。 (ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-ー切られてる感覚があるぅ・・・っと 怖がりな私は意識朦朧。 それから遠くで聞こえた声 「ありゃー完全に上向いてる(回旋異常)こりゃ無理だったねぇ」 そして 「う゛わぁぁぁぁぁぁん」 と泣き声 「産まれましたよぉ。おめでとうございます。女の子だよぉ。」 2003/10/2 1:20am 3340グラム 49.9センチ nana誕生 ![]() ジャンル別一覧
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